上田市生田の信州国際音楽村が、7月20日まで「ラベンダー祭り」を開いている。約5千平方メートルに植えられた約5千株のラベンダーがほころび始めており、華やかな香りが漂う。主にグロッソとロングパープルという品種があり、早いものは既に6〜7分咲き。今月末から7月上旬にかけて見頃を迎えそうだ。
晴天となった22日は市内外から多くの人が訪れ、ラベンダーを眺めたり、摘み取り(50本程度、300円)をしたりしながら香りを楽しんだ。市内の中学校の同級会帰りに訪れた埼玉県熊谷市の主婦馬場博子さん(74)は「まさかこんな素晴らしい所があるとは思わなかった」と話した。
祭りでは、ラベンダーを束ねてリボンで編んで香りを楽しむ「ラベンダースティック」作りを無料で体験できるほか、音楽村で育ったラベンダーを使ったグッズも販売している。入場無料で、午前10時〜午後4時。問い合わせは信州国際音楽村(電話0268・42・3436)へ。