神通川や庄川など県内河川で22日正午、アユの網漁が一斉に解禁され、青空が見え隠れする薄曇りの中、待ちわびた愛好者らが投網やてんから網で漁を楽しんだ。
富山大橋上流の神通川右岸では、解禁の正午すぎから小舟に乗ったり浅瀬を歩いたりしながら漁に繰り出す愛好者らの姿が見られ、川の中でポイントを変えながら何度も網を投げ入れていた。
仲間とささ舟に乗った富山市有沢の浅岡義雄さん(70)は「まだ小ぶりのアユが多いが、これからに期待したい」と話し、18センチほどのアユが網に混じると笑顔を見せた。