「恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク」など11カ所を紹介している書籍「中部・近畿・中国・四国のジオパーク」=福井県勝山市役所

「恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク」など11カ所を紹介している書籍「中部・近畿・中国・四国のジオパーク」=福井県勝山市役所

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「大地の公園」ことジオパーク解説にこの一冊 福井県勝山市など11カ所紹介

福井新聞(2015年6月24日)

 貴重な地形や地質が残り「大地の公園」と呼ばれるジオパークを解説する書籍「中部・近畿・中国・四国のジオパーク」が出版された。福井県勝山市の多種多様な地形から生まれた歴史や文化をはじめ各ジオパークの魅力を紹介している。

 月刊誌「地理」や地理学の専門書をはじめ観光、環境分野などを扱う出版社、古今(ここん)書院(東京)が出した。

 日本ジオパークや世界ジオパークに認定されている中部、近畿、中国、四国地方の計11カ所を取り上げている。日本ジオパーク委員会の目代(もくだい)邦康委員が監修。日本ジオパークに認定されている勝山市の「恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク」のコーナーは市ジオパークアドバイザーの吉川博輔さんと市ジオパークまちづくり課の畑中健徳さんが執筆した。

 書籍では各ジオパークごとに地形の鳥瞰(ちょうかん)図や概要、ツアーコース、ジオスポット、関連施設などを掲載。ジオパークの特徴から各地域の人々の暮らしや文化を垣間見ることができる。

 勝山ジオパークでは恐竜化石が数多く発掘されている1億2千万年前の地層や、白山への修行道の登り口として栄えた中世の宗教都市、白山平泉寺を紹介。江戸時代には、九頭竜川右岸に二十数キロにわたって続く河岸段丘「七里壁」を利用した城下町が形成されたことなどを説明している。

 勝山市のほかには、世界ジオパークの糸魚川(新潟県)や室戸(高知県)などを掲載している。畑中さんは「勝山の歴史が地形や地質とどう関わっているのかを知ることができる。本を見ながらほかのジオパークを巡ると、違いや価値も分かる」と話している。

 A5判、155ページ。2600円(税別)で発売されている。

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