7月3日開幕に向け始まった「古代エジプト美術の世界展」の会場設営=23日、福井市の県立美術館

7月3日開幕に向け始まった「古代エジプト美術の世界展」の会場設営=23日、福井市の県立美術館

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古代エジプト美術の世界展、王の副葬品を日本初公開 7月3日から県立美術館で開幕

福井新聞(2015年6月24日)

 7月3日に福井市の県立美術館で開幕する「古代エジプト美術の世界展 魔術と神秘」の会場設営が23日、始まった。

 同展は、世界屈指の古代エジプト美術収集で知られるガンドゥール美術財団(スイス・ジュネーブ)が所蔵する紀元前の王(ファラオ)や貴族らの副葬品約150点を日本初公開する。

 この日は午前中から約15人のスタッフが、展示ケースや台座など、トラック3台分の資材を次々と会場に運び込んだ。会場は▽ヒエログリフの魔術▽素材の魔術▽色の魔術-の三つの構成で展示され、入り口はギザのピラミッドにつながるナイル川をイメージしたしつらえにする。

 会期は8月30日まで。一般1400円、高校大学生1千円、小中学生700円。障害者手帳を持つ人と介護者1人は半額。一般前売り券1200円を、県内の主なプレイガイドで7月2日まで販売している。問い合わせは同館=電話0776(25)0452。

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