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北ア・薬師沢出合のつり橋損傷 7月中旬復旧へ

北日本新聞(2015年6月24日)

 北アルプス・薬師沢出合(であい)(標高約1900メートル)の黒部川に架かるつり橋が壊れ、通れない状況だ。今冬の積雪の重みが原因とみられる。橋は県内側から雲ノ平や高天原、水晶岳といった黒部川源流部に向かう主要ルート上にある。夏山シーズンの本格化を前に、橋を管理する県は23日、復旧工事に着手。7月中旬までに完了させたいという。

 橋は全長15・5メートルで、県が1982年に設けた。黒部川源流部に向かう場合に富山側の拠点となる薬師沢小屋そばにあり、薬師沢と黒部川の合流点に近い高さ約6メートルの谷に架かる。橋の下の黒部川は水量が多く、流れも急なため歩いて渡るのは危ないとされる。

 県自然保護課によると、ことし4月29日、山小屋関係者が、橋が壊れているのを見つけて通報。橋全体を支える下部のワイヤ2本のうち、1本が雪の重みで外れてバランスを崩し、登山者が通行できない状態になった。近くに迂回路(うかいろ)はない。

 23日には作業員がヘリコプターで現地に入り、工事を始めた。薬師沢小屋は例年通り7月1日から営業を始める予定。同小屋の五十嶋博文オーナー(75)は「橋が通れなくなったのは初めて。早く復旧してほしい」と話している。

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