茅野市と立科町境の白樺湖畔にあるホテル、池の平ホテル&リゾーツでシャクヤクが見頃を迎えている。24日は赤や白色の大輪の花が、梅雨の曇り空から時折差す太陽の光に輝いていた。
同ホテルによると、シャクヤクは「黄金アカシアの丘」の展望リフト下の約200メートルにわたり約500株が植えられている。例年並みの今月上旬に咲き始め、月末には花数が最も多くなるという。
茅野市から訪れた会社員男性(32)は「梅雨の晴れ間を狙って来た。花が大きくて見応えがありますね」と話していた。
シャクヤクの見頃は7月中旬まで。同リゾーツでは約3千株のニッコウキスゲも斜面を黄色く染めている。入場料を兼ねたリフト代は中学生以上1100円、3歳から小学生までが800円。