ことしの事業計画を話し合った城端むぎや祭協賛会の理事会=南砺市役所城端庁舎

ことしの事業計画を話し合った城端むぎや祭協賛会の理事会=南砺市役所城端庁舎

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初日も夜の輪踊り実施 9月の城端むぎや祭

北日本新聞(2015年6月26日)

 9月19、20の両日に南砺市城端地域で開かれる第65回城端むぎや祭(北日本新聞社共催)に向け、同祭協賛会(岩田忠正会長)は25日、市役所城端庁舎で理事会を開き、事業計画を決めた。例年、最終日夜に行っている締めくくりの「総踊り」に加え、初日の夜にも観光客や住民が踊りに加わって楽しめる「輪踊り」を初めて行う。

 初日のプログラムは例年、「むぎや踊り競演会」の城端別院善徳寺前会場、4カ所で行う「街並み踊り」ともに午後9時ごろに終了している。昨年、夜に訪れた観光客から「終了時間が早い」との声があり、心ゆくまで「むぎや情緒」を満喫してもらおうと、夜の輪踊りをプログラムに加えた。

 北陸新幹線が開業したことしは、開催期日が5連休の前半2日間にあたり、宿泊も含め、城端でゆっくりと時間を過ごそうという観光客が増えることも期待される。

 輪踊りは午後9時15分から行い、最終日の総踊りと同様に善徳寺前交差点付近を会場に、地方(じかた)を囲んで踊り手が輪を作る。次第に輪を広げ、祭りムードを盛り上げる。好評なら来年以降も続ける。

 昨年、全席指定で昼、夕、夜で来場客を入れ替える3部制を導入したもう一つのむぎや踊り競演会場「市城端伝統芸能会館じょうはな座」は、さらに公演を細分化し4部入れ替え制とする。より多くの人にステージを楽しんでもらうため回転率を高め、一回の公演時間を短くすることで善徳寺前競演会場や4カ所の街並み踊り会場との回遊性を高める。 

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