夏季運行を始めた北尾根クワッドリフト

夏季運行を始めた北尾根クワッドリフト

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北尾根、夏もリフト稼働 白馬八方尾根で営業開始

信濃毎日新聞(2015年7月2日)

 白馬村北城の白馬八方尾根スキー場でリフトを運行する八方尾根開発(白馬村)は今夏の営業を始めた1日、標高約1200メートルの北尾根高原まで9分でたどり着ける「北尾根クワッドリフト」の夏季運行を新たに始めた。爽やかな風が抜けるブナ林を散策したり、雄大な北アルプスの山並みを間近で楽しんだりできる。

 北尾根高原は、冬に同スキー場のゲレンデとなるが、牧場となる夏はリフトを稼働させていなかった。国内外から訪れるスキー客に、冷涼で緑が豊かな夏の魅力も知ってもらおうと昨年、周辺の整備を開始。11月に県北部を震源とする地震に見舞われたが施設に被害はなく、計画通りに今夏の営業開始を迎えた。

 リフトを降りてすぐの広場には飲食ができるテラスや露天風呂がある。雨の日も楽しめるよう、八方尾根を形成する蛇紋岩を削ってアクセサリーを作る体験も用意した。

 散策路の周辺は八方尾根で見られる草花の植栽を進めている。事業責任者の吉野孝之さん(57)は「地のものを丁寧に育て、国際的に認知されるリゾートにしたい」とする。

 リフトの営業は11月1日までの午前8時半〜午後4時半。往復運賃は中学生以上が800円、それ未満は半額。問い合わせは八方尾根開発(電話0261・72・2715)へ。

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