第71回現代美術展小松展(一般財団法人石川県美術文化協会、北國新聞社、小松市など主催)は2日、同市のひととものづくり科学館「サイエンスヒルズこまつ」で開幕した。昨年38年ぶりに復活し、2年連続の開催となった同展では、地元作家を中心に秀作154点が会場を飾り、来場者は県内最高水準の美との対話を堪能し、小松の豊かな文化土壌に触れた。
加賀、白山、七尾と続いた巡回展の最後で、日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真の6部門で若手からベテランの意欲作が並んだ。
小松展は12日まで午前9時半~午後6時に開かれ、入場料は一般500円、高校生以下は無料。