定期開館を始めた信州大自然科学館の総合展示室

定期開館を始めた信州大自然科学館の総合展示室

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信大松本「自然科学館」定期開館 貴重な剥製・標本など展示

信濃毎日新聞(2015年7月3日)

 信州大(本部・松本市)は2日、動物の剥製や植物の標本などを展示・収蔵する松本キャンパスの「自然科学館」の定期開館を始めた。週2回開館し、理学部の教員や大学院生が来館者に展示を説明する。従来は常駐職員がおらず、見学希望があれば鍵を開けて対応していた。所蔵品を有効活用し、市民に気軽に見学してもらう。無料。

 同館は2012年に開館。ライチョウやカモシカなどの剥製や骨格、県内で発掘されたミエゾウの頭部化石の複製など、数万点の収蔵品から一部を展示している。「信大植物標本庫」として国際登録されている約30万点の植物標本や、季節ごとの羽色の変化が分かるライチョウの剥製などは特に貴重とされる。

 同館を運営する理学部が本年度、同館を活用した学芸員養成のプログラムを始めることになり、以前から課題だった定期開館に踏み切った。展示内容を整理し、館内の案内チラシを作ったほか、玄関と展示室の入り口の重い鉄製扉をガラスで中が見える扉に変え、明るい雰囲気にした。

 初日は市民ら4人が来館。定期開館を提案した山田桂准教授は「これだけの収蔵品も、しまい込んでいては価値が半減する。多くの人の目に触れれば有効活用にもつながる」と利用を期待する。

 授業期間中の月、木曜日、午前10時〜午後4時に開館。問い合わせは理学部(電話0263・37・2435)へ。

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