旧北陸街道沿いに松尾芭蕉像(中央)を設置し、喜ぶ会員ら

旧北陸街道沿いに松尾芭蕉像(中央)を設置し、喜ぶ会員ら

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倶利伽羅峠に芭蕉像 小矢部の愛好会設置

北日本新聞(2015年7月4日)

 小矢部市のくりから峠愛好会は3日、俳人松尾芭蕉が「奥の細道」紀行で通ったとされる旧北陸街道沿いの倶利伽羅峠茶屋跡近くに芭蕉の木彫像を設置した。会員は「往時をしのびながら散策を楽しんでほしい」と話している。

 木彫像は、会員の宗田徹也さん(69)=小矢部市埴生=の知り合いの彫刻家・折谷孝良さん(入善町)がチェーンソーを使って仕上げた。高さ約1メートルで、句をしたためる帳面を持つ姿を表しているという。

 旧北陸街道は歴史国道に認定されており、同会によると、最近は散策する人が増えている。今回、さらに歴史国道に関心を深めてもらおうと像の設置を企画。市の「おやべ型1%まちづくり事業」の補助金を活用し、像を飾る小屋を建てるなど準備してきた。

 会員ら約10人が小屋にアジサイなどを生けた竹筒を飾り、像を設置した。「芭蕉くりから峠を行く 奥の細道」の文字や芭蕉の句を書いた看板を取り付けた。会員は芭蕉像について「素朴な感じで良い」と喜んだ。

 同会は歴史国道の魅力アップなどを目的に峠茶屋跡周辺の環境整備事業に取り組んでいる。和田俊世会長(88)=同市石坂=は「多くの人に訪れてもらえたらうれしい」と話した。

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