作家深田久弥の著書「日本百名山」の生原稿や生前の写真などが並ぶ企画展

作家深田久弥の著書「日本百名山」の生原稿や生前の写真などが並ぶ企画展

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上高地で深田久弥展 「日本百名山」原稿、県内初展示

信濃毎日新聞(2015年7月4日)

 「日本百名山」の著者として知られる作家深田久弥(きゅうや)(1903〜71年)の功績をしのぶ企画展「上高地深田久弥展」が、松本市安曇の上高地インフォメーションセンターで開かれている。「日本百名山」の原稿が県内で初めて展示されているほか、深田が愛した山岳や生前の姿を写した写真など約50点を並べた。8月末まで。入場無料。

 中部山岳国立公園指定80周年を記念し、自然公園財団上高地支部(松本市)が主催。深田の百名山には、上高地周辺の4座(槍ケ岳、穂高岳、焼岳、常念岳)、北アルプス一帯を含む中部山岳国立公園全体では15座が選ばれていることなどから企画。展示品のうち27点は、深田の出身地石川県加賀市の「深田久弥山の文化館」から借り受けた。

 深田の遺品の帽子や、「山ありてわが人生は楽し」と記した色紙のほか、「日本百名山」で槍ケ岳について書いた原稿などが並ぶ。深田が登山に開眼したという白山(岐阜・石川県境)などの山岳や深田の生前の写真、解説文で生涯をたどることができる。

 山の文化館の堂野外巳明(とみあき)事務長(61)は「多くの登山者が深田の生涯を知る機会になればいい」。同上高地支部の奥原仁作所長(65)は「上高地で山の文化に触れ、さらに企画展で山の魅力を再発見してほしい」と話している。

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