能登4市5町を舞台とする「能登ふるさと博」(北國新聞社後援)のオープニングイベントは4日、輪島市マリンタウンで開かれ、NHK連続テレビ小説「まれ」や能登の伝統文化などを発信する催しが繰り広げられた。キリコ祭りの「日本遺産」認定を記念したキリコ担ぎ体験も行われた。
ステージでは御陣乗(ごじんじょ)太鼓など4団体がばちさばきを披露する「輪島太鼓フェス」や、お笑いコンビ「ハマカーン」のショーが会場を盛り上げた。約20人が輪島塗の高さ4メートル、重さ約500キロのキリコを担ぎ、「えんやとこやっせー」と声を合わせて練り歩いた。
ふるさと博は10月10日まで、各地で祭りやコンサート、ライトアップイベントなどが行われる。