入善町舟見地区に夏の訪れを告げる「舟見七夕まつり」は6日始まり、メーン通りが色とりどりの七夕飾りに彩られた。マラソン大会が行われ、参加者がたすきをつないだ。まつりは7日まで。実行委員会(岩崎泰宏委員長)主催、北日本新聞社共催。
舟見地区は旧北陸街道の宿場町として栄え、まつりは江戸期の参勤交代の大名をもてなすため300年以上前に始まったとされる。ことしも街道沿いに住民手作りの七夕飾りが約200本並び、出来栄えを競う短冊コンクールの審査が行われた。
マラソン大会は38回目。一般は11チームが出場し、中学校や高校など10チームは団体順位のつかないオープン参加。各チームは3・52キロのコースを1チーム5人がそれぞれ1周した。沿道の住民らの声援を受けながら、七夕飾りや露店が並ぶコースを駆け抜けた。
団体は青木地区体育協会(青木慎太郎さん、大島健史さん、松平功太さん、高沢真人さん、野沢剛さん)が1時間5分4秒で優勝。個人は松平功太さんが11分16秒で制した。
最終日の7日は地元児童による鼓笛隊パレードや、舟見小唄町流しなどがある。
◇マラソン大会
▽団体(2)入善地区体協(3)新屋地区体協
▽個人(2)佐々木剛(あさひ野ランナーズ)(3)野沢剛(青木地区体協)
◇短冊コンクール上位入賞者
▽入善町長・北日本新聞社賞=三賀博久
▽七夕まつり実行委員長賞=戸出和男
▽JAみな穂南部支店長賞=入江義則