イルミネーションを飾り付ける赤砂崎防災公園の多目的広場

イルミネーションを飾り付ける赤砂崎防災公園の多目的広場

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下諏訪の夏の夜、LED彩り 防災公園で8月イベント

信濃毎日新聞(2015年7月7日)

 下諏訪町と町観光協会は8月5〜18日、諏訪湖畔に建設中の赤砂崎防災公園の多目的広場をLED(発光ダイオード)電飾で彩る催し「しもすわサマーイルミネーション」を初めて開く。夏の夜に町民らが憩う場とし、公園の存在も周知する。毎年規模を拡大し、将来は町内に進出するLED大手、日亜化学工業(徳島県阿南市)とも連携したい考えだ。

 6日、町議会全員協議会で青木悟町長が説明した。電飾の規模やデザインは、町内の小中学校、高校と県花田養護学校の児童生徒からアイデアを募り、設置への協力を依頼している。町の若手職員でつくる検討委員会はペットボトルを切った飾りを電飾に取り付け、子どもたちが願い事や絵を描くといった案を検討している。町は「点灯していない昼間でも楽しんでもらえる」とする。今月半ばをめどに計画を固め、準備を進める。

 イルミネーションは冬が主流だが、町は、涼しく出歩きやすい夏の夜に開き、観光振興にもつなげたいという。

 町内では、日亜化学工業がセイコーエプソン(諏訪市)から高木事業所跡地を取得し、研究開発拠点を設ける計画を発表。青木町長は「催しを夏の風物詩とするとともに、世界の先端をいく日亜化学が進出する『LEDのまち』もアピールできるようになればいい」と話している。

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