羽咋市の千里浜海水浴場は10日、浜開きし、浜茶屋や地元関係者ら20人が今シーズンのにぎわいを祈願した。
浸食が進む砂浜で神事が行われ、千里浜神社の髙井勇学宮司と千里浜浜茶屋組合の山田俊一組合長が、海水浴客の安全と砂浜の回復を願って海にハマグリを投げ入れた。参列者が玉串をささげた。
千里浜では今季も2軒の浜茶屋が8月下旬まで営業する。押し寄せる波の被害を避けるため、いずれも床の高さを1メートル以上に設定した。山田組合長は「北陸新幹線も開業したので、海水浴を楽しむ宿泊客も増えてほしい」と話した。