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「信州山の日」制定1年に 県が18日から連続講座

信濃毎日新聞(2015年7月14日)

 県は、制定から1年を迎える26日の「信州山の日」に合わせ、山岳の魅力や安全な登山の方法を学ぶ初の連続講座「信州山の日学校」を開く。山や高原のインストラクター、元県警山岳遭難救助隊長などの専門家を講師に招き、8月まで計5回開く。

 初回は18日に小諸市の高峰高原で、地元のNPO法人浅間山麓自然学校のインストラクター、杉山隆さんが、富士山、北アルプス、八ケ岳連峰を一望できる同高原の景観など魅力を紹介し、その後3時間ほど高原を散策する。

 26日に北安曇郡小谷村の栂池高原で開く第2回は、医師で登山家の橋本しをりさんを講師に招く。8月1日の第3回は長野市の県立長野図書館で、県警の中嶋豊・元山岳遭難救助隊長が安全登山について、同8日の第4回は下伊那郡阿智村のスキー場ヘブンスそのはらで開き、東京農大の上原巌教授が山と森林の癒やし効果について、それぞれ語る。

 8月11日の最終回は、東京・銀座の県の情報発信拠点「銀座NAGANO」で信州のPRを兼ね、信州の森林、松本市の上高地を紹介する。

 各回定員に達し次第締め切る。初回の締め切りは14日。いずれも無料だが、第2回以外は事前申し込みが必要。問い合わせ、申し込みは県森林政策課(電話026・235・7261)へ。

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