ジェット化以降の累積利用者数が7月下旬にも300万人に達する見通しとなった県営松本空港=14日

ジェット化以降の累積利用者数が7月下旬にも300万人に達する見通しとなった県営松本空港=14日

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松本空港、7月下旬にも300万人達成 ジェット化以降の利用者

信濃毎日新聞(2015年7月15日)

 県営松本空港(松本市)が1994年7月にジェット化して以降の累積利用者数が、7月下旬にも300万人に達する見込みとなったことが14日、分かった。一時は定期便路線の廃止などで廃港の危機にも瀕したが、2010年のフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)便就航以降は、座席数に占める利用者数の割合(利用率)も回復傾向。開港50年を迎える今月、大台達成となる。

 ジェット化以降のチャーター便を含めた累積利用者数は14年度末時点で296万5225人だった。本年度の利用者は、FDAが運航する松本発着の福岡、札幌の定期便2路線の合計で4月が7108人、5月が9852人、6月が8323人。3月末から1日2便に増えた福岡線を中心にいずれも前年同月を上回り、県によると、7月(前年同月は8164人)も順調に推移する見通しという。

 同空港の年度別利用者数は、96年度の26万4658人をピークに減少傾向をたどった。累積利用者数は98年9月に100万人、2004年7月に200万人に到達したが、その後は伸び悩んでいた。近年はFDA便の就航、福岡線複便化に加え、日本航空(JAL)が14年8月に期間限定で大阪(伊丹)間の往復便を復活し、今年も就航を続けるなど利用増に向けた環境が再び整いつつある。

 県は昨年度から県営松本空港の路線拡充に向けた調査・検討を進めており、本年度中に方向性を示す方針。県交通政策課は「県内唯一の空の窓口として強化が必要。300万人を一つの通過点として、さらに活性化させたい」としている。

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