富山交通(富山市双代町、土田英喜社長)は、スマートフォン用の無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使ったタクシー配車サービス「ラインタクシー」を導入した。導入は県内で初めてという。
「ラインタクシー」はスマホのGPS(衛星利用測位システム)機能を活用し、画面上の地図から乗車場所を指定するだけでタクシーを呼ぶことができる。名前と電話番号を乗務員に伝えて乗車し、運賃の支払いはラインの送金・決済サービス「ラインペイ」で行う。
新サービスをPRするため、15日からラインのキャラクターをラッピングしたタクシー1台を運行する。小型タクシーの車体両面に乗務員服を着用した「ブラウン」(クマ)と「サリー」(ヒヨコ)が描かれている。
ラッピングタクシーの指名は受け付けない考えで、同社は「県内に1台という希少性と話題性で、新サービスの認知度を高めたい」とした。