魚のつかみ取り体験を楽しむ子どもたち=福井県海浜自然センター

魚のつかみ取り体験を楽しむ子どもたち=福井県海浜自然センター

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夜行性の海の生物見学しよう 福井県海浜自然センターの夏休み特別企画

福井新聞(2015年7月18日)

 福井県若狭町の県海浜自然センターは18日から3日間、20種類の体験プログラムが楽しめる「夏休み特別企画」と、夜行性の海の生きものを懐中電灯で観察する「ナイトアクアリウム」(18、19日)を実施する。19日には約千個の灯籠を並べたライトアップも行う。

 夏休み中、子どもや大人に海や湖での過ごし方を提案し、自然や環境に興味を持ってもらおうと企画。

 夏休み特別企画はセンター内外で楽しめるプログラム。魚さばき体験や「海湖(うみ)の○×クイズ」のほか、近くの食見(しきみ)海岸でウミウシなどを観察するシュノーケリング体験がある。「磯めぐり乗船体験」では、国の海域公園地区に指定されている烏辺(うべ)島などの美しい海岸に船で訪れ磯観察をする。

 初企画のナイトアクアリウムは、2日間とも午後7時から同9時まで時間を延長して開催。薄明かりのセンター内で、懐中電灯を付けて大小30以上の水槽で過ごす魚たちを観察する。ウナギやナマズなどの夜行性の魚が活動しているところや、昼間に元気に活動している魚が休んでいるところを見ることができる。

 19日は、縄文ロマンパークで行われる「若祭」(9月22日)のプレイベントとして実施。若祭は町まつり実行委員会が行う一大イベントで、縄文丸木舟競漕(きょうそう)や屋台などで好評を博している。今回は灯籠で海の生きものを表現するほか、ダンス公演やバルーンアートのプレゼントもある。

 センターの担当者は「リニューアルして1周年のセンターでさまざまな海湖の過ごし方を見つけてほしい」と話している。入場無料。

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