中央書壇や県内の第一線で活躍する書家の作品が楽しめる「日本の書展」=県民会館

中央書壇や県内の第一線で活躍する書家の作品が楽しめる「日本の書展」=県民会館

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多彩な墨の美伝える 日本の書展開幕

北日本新聞(2015年7月18日)

 会派を超えた総合書道展「日本の書展」が17日、県民会館美術館、地下展示室で始まり、中央書壇の巨匠から県内の第一線で活躍する書家まで266人の秀作を楽しめる。漢字やかな、近代詩文書、篆刻(てんこく)などがそろい、多彩な墨の美を伝えている。20日まで。入場無料。

 「現代書壇巨匠展」「現代書壇代表展」「富山の書秀作展」の3部門で構成。

 巨匠展は文化勲章受賞者の高木聖鶴さん(岡山)、4月の改組新第1回日展富山展で来県した杭迫柏樹(くいせこはくじゅ)さん(京都)をはじめ、日本芸術院賞を受賞した15人が出品。高木さんは古今和歌集の一首をしなやかな線で表現。杭迫さんは高村光太郎の詩の一節を流麗な筆運びでまとめた。

 秀作展には県書壇をリードする174人が出品した。青柳志郎さん(富山)の「壽山福海」は淡墨のにじみを生かし、温かみのある墨線を描いた。江幡春濤さん(魚津)はリズミカルな運筆で夏を詠んだ短歌をしたためた。畠山耕雪さん(高岡)の「非知之艱」は渇筆と余白のバランスで目を引く。料紙などの装飾に趣向を凝らした作品も多い。

 開場時間は午前9時半~午後5時半(最終日は午後4時まで)。県書美術振興会と全国書美術振興会、北日本新聞社主催。

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