佐久穂町の農産物直売所「まちの駅」は19日、軽井沢町旧軽井沢に期間限定のアンテナショップをオープンした。9月末まで旬の高原野菜や果物、加工品などを置く。
旧軽井沢銀座通りの入り口に面した土産物店「四季の味蔵旧軽井沢店」の一角約30平方メートルを間借りした。まちの駅を運営する生産者の会の市川和歳会長(68)ら4人が、佐久穂町産のプラムやブルーベリー、トマトなどを並べた。
市川会長らがにぎわう通りに向かって「近くの佐久穂町の野菜、果物を持ってきました」と呼び掛けると、観光客らが相次いで入店。東京都多摩市の黒沼知子さん(38)はブルーベリーを1パック購入し「生は珍しいですね」。夫の寛さん(39)は店員から渡された観光パンフレットを「読んでみたい」と話した。
営業時間は午前9時〜午後4時。不定休。今月下旬から特産のプルーンも並べる。