ウオーキング教室で正しい歩き方を教える岡田さん(右から2人目)

ウオーキング教室で正しい歩き方を教える岡田さん(右から2人目)

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東御を歩く―新4コース 市が設定、無料マップも

信濃毎日新聞(2015年7月23日)

 東御市は本年度、湯の丸高原、海野宿、滋野コミュニティーセンター周辺、田中商店街の市内4カ所にウオーキングコースを新たに設定し、無料配布のマップ4種類を作る。湯の丸高原では、観光客やスポーツ選手の利用も想定したコースを設定する。市の健康づくり事業の一環で、22日朝、新コースを含む全5回のウオーキング教室の初回が祢津地域であった。

 市の健康づくり事業は2年目。人間ドック受診やウオーキング教室への参加などでポイントがもらえ、「ずくだすカード」に15ポイントためると健康グッズなどと交換できる。市は本年度、ウオーキング用ポールを無料で貸す場所を、昨年度より6カ所増やし、各地区公民館など13カ所にした。

 22日の教室は7人が参加。公益財団法人「身体教育医学研究所」(東御市布下)の所長で講師を務める岡田真平さん(42)が「ポールを持っていることを意識せず、大股で歩いてください」などと助言しながら、1時間弱で農村地帯を1・8キロ歩いた。

 教室には市の地域おこし協力隊員で、日体大総合研究所(東京)客員研究員(スポーツ健康科学)の佐藤照友旭(てるゆき)さん(38)=東御市祢津=も参加。専門知識を生かして湯の丸高原のマップ作成を担当し、「観光客も楽に歩ける一般向けコースと、体に負荷をかけるアスリート用コースを設定し、選べるようにしたい」と話していた。マップはA4判を四つ折りにした大きさ。年内には市内の各公民館や日帰り温泉施設などに置く。これまで作ったマップを含めると、9種類になる。

 教室の2回目は25日午前9時、湯の丸高原の地蔵峠第1駐車場に集合。峠周辺の標高約1730〜1750メートルの一帯を歩く。3回目以降は26日に海野宿周辺、29日に滋野コミュニティーセンター周辺、8月18日に和(かのう)コミュニティーセンター周辺で、それぞれ午前6〜7時に開く。

 参加無料。ポールは貸し出す。問い合わせは市健康保健課(電話0268・64・8883)か身体教育医学研究所(電話0268・61・6148)へ。

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