第６０回なんと福光ねつおくり七夕祭りが２３日、南砺市福光地域中心部で開幕し、色鮮やかな吹き流しやあんどんの七夕飾りが通りを彩った。初日はあいにくの雨だったが夜には上がり、民踊街流しが華やかに行われた。２６日まで。北日本新聞社共催。

　国道３０４号など幹線道路の両側に、商店街ごとに趣向を凝らした大小いくつもの七夕が飾られ、雨が上がると次第に見物客が繰り出した。民踊街流しは福光地域の民踊団体や婦人会などから約１７０人が参加した。浴衣姿の女性たちは福光音頭に乗せて踊りながら通りを練り、ＪＲ福光駅前広場では三社柿の里音頭を輪踊りした。

　開幕を告げるイベントとして夕方に予定していた福光、吉江両中学校の吹奏学部によるマーチングロードは雨のため中止した。

　２４日は午後６時から子供みこしオンパレード、同８時からなんとめでた花火大会（北日本新聞社共催）があり、福光行政センターと道の駅福光、福光中部小学校を循環するシャトルバスを運行する。

　２５日夜は６０周年を記念した「昭和３０年代懐かしの紅白歌合戦」、福光太鼓競演会、ねつおくりＹＯＳＡＫＯＩがあり、２６日夜はキッズダンスフェスティバル、ご当地アイドルのステージなどを予定する。２４～２６日に「なんとＢ級グルメ福光食堂」や浴衣レンタルコーナーを設ける。問い合わせは市商工会福光事務所内の同祭り実行委員会、電話０７６３（５２）２０３８。