地引き網を体験する親子連れら=島尾海岸

地引き網を体験する親子連れら=島尾海岸

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「トトタベローネ氷見」開幕 魚と海の魅力満喫

北日本新聞(2015年7月26日)

 8月1日の「ひみまつり」のプレイベントとして魚と海を楽しむ夏の祭典「トトタベローネ氷見」が25日、氷見市で開幕した。初日は島尾海岸での地引き網体験や、ひみ漁業交流館魚々座(ととざ)(中央町)での魚食や海洋環境、漁業を学ぶコーナーなどがあり、参加者が海のまち、魚のまちの魅力を満喫した。8月1日まで。

 トトタベローネ氷見はひみまつり実行委員会(委員長・本川市長)と日本財団が開催し、北日本新聞社が運営に協力した。名称は、イタリア・ミラノの世界最大級の見本市「ミラノサローネ」から着想した。

 島尾海岸でのイベントには県内の親子連れら112人が参加し、本川市長が「いろんな形で海に親しんでほしい」とあいさつ。全員で片手を上げて「タベローネ」と発声し、開会した。

 ごみを拾い集める「ヒロオーネ」に続き、漁業者と地引き網を体験する「アミヒコーネ」では参加者が力を合わせて網を引き、捕れたキスなどの魚を見て歓声を上げた。氷見牛などを味わうバーベキュー「ヤコーネ」もあった。富山市婦中町夢ケ丘の会社員、滝脇史人さん(45)は妻の友紀さん(43)と悠斗君(7)、郁花ちゃん(3)の家族4人で参加。「海を満喫でき、夏休み最初のいい思い出になった」と笑みを見せた。

 魚々座では「マナボーネ」を開催。怪魚ハンターとして知られる小塚拓矢さん(高岡市出身)のトークショーや、氷見漁港で水揚げされた約100種の魚を並べ、絵を描いて魚図鑑を作る「とれたて水族館」などがあった。

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