「青の祭典」に向けて稽古に励む十日町市松之山地域の子どもたち(同市浦田)

「青の祭典」に向けて稽古に励む十日町市松之山地域の子どもたち(同市浦田)

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十日町とネパール地震体験の子ら ふるさと復興祈念の競演 2日、伝統芸能を披露

新潟日報(2015年7月30日)

 十日町市などで開催中の「大地の芸術祭」で、4月に大地震が起きたネパールの子どもが伝統芸能を披露する。2011年の新潟・長野県境地震を体験した十日町市松之山地域の子どもも同じ舞台に上がる。「ともに地震に遭った同士、励まし合いたい」と準備を進めている。

 松之山やネパールの子どもが出演するのは、8月2日午後6時から十日町市松代のまつだい農舞台で開かれる「青の祭典」。沖縄の子どもも参加し、計50人ほどが地元の歴史や風土にちなんだ踊りや、太鼓の演奏などを披露する。

 演出を手掛ける川端美和子さん(62)=沖縄県=によると、ネパールの子どもたちは地震前から来日が決まっていたが、通う学校の一部が倒壊。メンバーの一部は、復興を手伝うため現地に残らなければならなくなったという。

 松之山の出演者で八海高校3年、久保田大地さん(17)が住む浦田地区は、県境地震で大きな被害を受け、自宅にもひびが入った。同じように地震を体験したネパールの子どもを勇気づけ、地元を愛する気持ちを共有したいと稽古に力を入れる。「演技と交流を通じ、いつか自分たちのように復興できるということを伝えたい」と話す。

 出演者らでつくる実行委員会は、訪れる子どもたちの温泉入浴料金を一般からの寄付で賄おうと、31日まで募金箱を松之山地域の3カ所に設置している。青の祭典当日にはネパール復興のための募金も集める。

 入場料は大人前売り千円(当日1500円)、小中学生500円。

 問い合わせは事務局の草村さん、090(4673)2446。

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