中央線の特急列車として新しく投入される予定の車両=2日、松本市深志の松本車両センター

中央線の特急列車として新しく投入される予定の車両=2日、松本市深志の松本車両センター

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新型スーパーあずさ試験車両 松本で公開、乗り心地向上へ

信濃毎日新聞(2015年8月3日)

 JR東日本長野支社(長野市)は2日、松本―新宿駅間を走る中央線特急「スーパーあずさ」(E351系)の後継「E353系」の走行試験車両(12両編成)を松本市の同社松本車両センターで報道機関に公開した。乗り心地を高める新装置を採用。来年1月上旬までセンターを拠点に走行試験を重ね、改良した上で量産に入る。営業列車への導入時期は未定という。

 1993年以降に導入した現行のE351系の老朽化に伴い、ビジネス客や観光客の多様な要望に応える狙いで開発した。南アルプスの雪をイメージした白を基調とし、これまでのあずさで採用してきた紫色のラインを入れた流線形の外観が特徴だ。

 カーブが多い中央線で乗客が感じる遠心力を和らげるため、空気の力で伸縮する「空気ばね」で車両を傾ける装置を新たに採用。新幹線には使われており、同社の在来線特急で初の採用となる。カーブ時に車体を振り子のようにずらして傾ける現行に比べ、左右の揺れが少ないという。

 各車両に空気清浄機を設置。乗客がパソコンを快適に使えるように、全座席に大型テーブルや電源コンセントも設けた。最高時速は130キロで現行と同じ。長野支社車両課の加藤功課長(56)は「試験走行で乗り心地を確認し、お客さまに快適に利用してもらえるようにしたい」と話した。

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