水槽に放されたピラルクー

水槽に放されたピラルクー

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ピラルクー、新たな「顔」 茅野の水族館に仲間入り

信濃毎日新聞(2015年8月8日)

 茅野市北山の蓼科アミューズメント水族館は7日、2日に死んだ推定19歳のピラルクーに代わる新しいピラルクーを水槽に放した。推定3歳で、県外の水族館から購入した。体長約80センチ、体重約10キロとまだ小さいが、水族館の新たな「顔」として、早速水槽を泳ぎ回った。

 ウエットスーツを着た飼育員が水槽に入り、ピラルクーをゆっくり水の中に放すと、元気に体を動かした。頭の大きさや形などから、雌とみられるという。飼育員の門間恒(ひさし)さん(44)は「20、30年と育てたい」と話した。

 ピラルクーは、南米アマゾン原産で世界最大級の淡水魚として知られる。2日に死んだのは体長2・1メートル、体重約100キロ。落雷による停電に驚いて水槽から飛び出したらしい。7日は、高さ約2メートルの水槽のふちに飛び出しを防ぐネットを設置。停電で消えないよう照明に予備電源を使う対策もする。

 人気の餌付けショーは、環境に慣らしてから再開する。水族館ではほかに、体長40センチのピラルクー1匹を飼育しており、数カ月のうちに2匹を同じ水槽で見られるようにする計画という。

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