飯塚邸の庭園で流しそうめんを楽しむ人たち=柏崎市

飯塚邸の庭園で流しそうめんを楽しむ人たち=柏崎市

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柏崎飯塚邸PR町内会一丸 「支える会」始動、初イベント 来館者増へ意気込み

新潟日報(2015年8月11日)


 昭和天皇が滞在したことで知られる柏崎市新道の市史跡「飯塚邸」の来館者を増やそうと、地元の町内会が「飯塚邸を支える会」を結成し、活動を始めた。第1弾として流しそうめんを楽しむ会を開いた。メンバーは「地元の財産をたくさんの人に知ってほしい」と張り切っている。

 飯塚邸は地元の大地主の邸宅。昭和天皇が1947年の全国巡幸で滞在したことや、四季折々の情景を楽しめる庭園で知られ、2003年に一般公開が始まった。

 07年の中越沖地震で壁などが壊れ休館したが、修復を経て12年に再オープン。施設を管理する「かしわざき振興財団」が、つるし雛(びな)の展示や紅葉のライトアップなど、季節ごとにさまざまな催しを開いてきた。

 しかし、来場者数は2013年度は9620人だったが、14年度は7910人に減少。このため、新道町内会で「飯塚邸が十分に活用されていないのはもったいない」「地元住民がもっと集客に関わろう」と機運が高まり、ことし2月、町内会の約30人で支える会を結成した。

 活動は今夏から始まり、1日には初のイベントとして「流しそうめん会」を庭園で開き、町内外から約100人が集まった。涼しい木陰で、和風建築の建物を眺めながら味わう企画に、柏崎市東本町の自営業布川元保さん(67)は「雰囲気がとても良かった」と満足そうだった。

 秋には神楽舞の上演も企画。その後も美しい庭園や、伝統的な建物を生かした催しを開く計画だ。財団が主催するイベントのPR活動にも協力し、地区外からも会員を募集するという。

 支える会の飯塚良一会長(79)は「新緑や紅葉など、季節ごとに表情が変わる飯塚邸の魅力を知ってもらい、来館者を倍にできるよう活動したい」と意気込んでいる。同会の問い合わせは会事務局、090(1040)1020。

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