北陸新幹線金沢-福井の先行開業実現に向けた方策を議論した与党検討委=18日、衆院議員会館

北陸新幹線金沢-福井の先行開業実現に向けた方策を議論した与党検討委=18日、衆院議員会館

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手取川橋の工期を議論 北陸新幹線福井先行開業

福井新聞(2015年8月19日)

 北陸新幹線金沢―福井の先行開業を議論する与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(座長・稲田朋美自民党政調会長)の検討委員会は18日、衆院議員会館で会合を開き、石川県の手取川橋の工期短縮策について協議した。

 手取川橋(全長558メートル)は福井県の九頭竜橋とともに、福井先行開業実現の鍵となる工区。会合で建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構は、工期は4年8カ月で完成は2019年度末とする現計画を説明した。完成後に行う軌道・設備工事や試運転に3年かかるとされていることから、先行開業で目標とする20年度内の開業は困難な状況となっている。

 委員からは、橋の部品を工場で造り現場で組み立てる「プレキャスト工法」の導入や、梅雨や台風で河川が増水し原則工事ができない出水期(4カ月間)も切れ目なく作業することで、工期短縮を図れるのではないかとの意見が出された。機構側は持ち帰って検討するとした。

 会合には福井県から山本拓、高木毅衆院議員、滝波宏文参院議員が出席。山本氏は終了後「課題は煮詰まってきている。技術的にできない理由はない」とした上で「並行して用地買収を急ぎ、取得した部分から工事に取りかかることが重要だ」と強調した。

 委員長の岡田直樹参院議員(石川)は「いろんな工夫を組み合わせることで、相当な短縮が可能になると思う」との見通しを示し「今月いっぱいを目標に、委員会としての結論を取りまとめたい」と述べた。

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