新たな有料駐車場にする工場跡地で図面を手に整備の進み具合を確認する岩田会長(右手前)ら=南砺市城端

新たな有料駐車場にする工場跡地で図面を手に整備の進み具合を確認する岩田会長(右手前)ら=南砺市城端

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城端むぎや祭の駐車場350台分新設

北日本新聞(2015年8月20日)

 城端むぎや祭協賛会(岩田忠正会長)は9月19、20の両日に南砺市城端中心部で開く第65回城端むぎや祭(北日本新聞社共催)に向け、同市城端(西新田)の工場跡地を借りて新たに約350台分の臨時有料駐車場を整備するなど、会場周辺の駐車可能台数を昨年より500台多い2千台にする。ことしの祭りは5連休の前半にあたり、協賛会は大勢の来場者を期待する。

 協賛会は例年、城端小学校グラウンドや市役所城端庁舎の駐車場混雑と周辺の渋滞に悩まされてきた。ことしは5連休と重なることに加え、北陸新幹線開業で新幹線とレンタカーを利用して訪れる県外観光客も多くなると見込み、一層の混雑が予想されたため、大規模な駐車場を増設して対応することにした。

 臨時有料駐車場は1万2500平方メートルあり、むぎや踊り競演会場の一つ、城端別院善徳寺までは坂を登って約200メートルと近く利便性が高い。

 工場跡地の活用は岩田会長が所有者に働き掛けて実現した。岩田会長は善徳寺の親鸞聖人750回御遠忌法要奉賛会実行委員長も務めており、10月7~11日に営まれる同法要でも駐車場に利用する。

 岩田会長は「65周年のむぎや祭、本堂を大修復して営む御遠忌法要と記念すべき二つの行事に向け臨時駐車場を設けることができてうれしい。ぜひ、多くの人に城端に来てもらいたい」と話している。

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