登山者らが聞き入る中、涸沢カールに音色を響かせた涸沢音楽祭=22日午後、北ア・涸沢ヒュッテ

登山者らが聞き入る中、涸沢カールに音色を響かせた涸沢音楽祭=22日午後、北ア・涸沢ヒュッテ

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カールの絶景に音楽の調べ 20回目の涸沢音楽祭

信濃毎日新聞(2015年8月23日)

 標高約2300メートルの北アルプス涸沢で22日、第20回涸沢音楽祭が2日間の日程で始まった。初日は涸沢ヒュッテのテラスなどで松本市中心のアマチュア演奏家21人が木管や金管楽器を奏で、約250人の登山客らがカールの絶景と音楽の共演を楽しんでいた。

 涸沢ヒュッテや登山愛好家らでつくる実行委員会主催。午前中は雨で楽器を運ぶヘリコプターが飛べず、午後に雲の切れ間からヘリが見えると涸沢で待っていた演奏家らが歓声で出迎えた。

 演奏が始まった午後3時すぎには稜線(りょうせん)が見えた。山に関わる曲や映画曲を30曲ほど披露。東京出身で松本市在住の千代川輝(あきら)さん(54)は「初めての登山で涸沢に着いたら演奏会が始まって運が良かった」と聴き入った。

 1996年の初回から10回以上参加している高校教諭の杉村千佳さん=塩尻市=はクラリネットを演奏し「四方を山に囲まれているせいか響きが残った。カールはいつも迎えてくれる」。20回の節目に際し、実行委員長で涸沢ヒュッテ社長の山口孝さん(67)は「続いたのも皆の協力があったからこそ」と感謝していた。

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