花火のまばゆい光が舞台を彩った「世界の果てからこんにちは」=県利賀芸術公園野外劇場

花火のまばゆい光が舞台を彩った「世界の果てからこんにちは」=県利賀芸術公園野外劇場

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花火バックに野外劇 利賀でSCOTサマー・シーズン

北日本新聞(2015年8月23日)

 南砺市の県利賀芸術公園などで開催中の「SCOTサマー・シーズン2015」で22日、劇団SCOTの鈴木忠志主宰が演出した「世界の果てからこんにちは」が野外劇場で上演された。色とりどりの花火が漆黒の空を彩り、国内外の演劇ファンを作品の世界に引き込んだ。

 「世界の果て-」は、野外劇場のスケールを生かした壮大な演劇。病院を舞台にして、鈴木主宰が演出した作品の中から、日本について考えさせる場面を抜き取って構成した。

 戦時中に歌われた「海ゆかば」や歌謡曲を織り交ぜ、日本の繁栄と没落の歩みを風刺。物語の進行に合わせて、空襲や特攻隊の光景をイメージした大小さまざまな花火を打ち上げた。まばゆい光の筋が周りの森や池を照らし、満席の会場から拍手がわき起こった。

 終演後、鈴木主宰の発声で石井知事と田中南砺市長、安藤裕康国際交流基金理事長、TOGAアジア・アーツ・センター支援委員長の吉田忠裕YKK会長が鏡割りをした。

 この日はドイツ、イタリア、リトアニア、米国、中国、韓国、日本の俳優によって6カ国語版の「リア王」が演じられたほか、インドの舞踊団の「チョウ・ダンス」も披露された。

 サマー・シーズンは9月10日まで。県、南砺市、県文化振興財団主催。

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