バーベキュー文化の普及を目指す日本バーベキュー協会(東京)の公認団体、信州バーベキュー協会(岡谷市)は23日、岡谷市の諏訪湖ハイツで「バーベキュー検定」を開いた。参加者は肉や野菜の焼き方の指導を受け、筆記試験に挑戦した。検定は県内では駒ケ根市に続き2カ所目で諏訪地域では初めて。
参加者の18人は最初に屋内で講習。日本バーベキュー協会長で講師の下城民夫さん(54)から「焼き肉は肉を食べることが目的で1人でも成立するが、バーベキューは皆で分けて食べるコミュニケーションの場」などと教わった。
その後、屋外で下城さんに調味料の加減などで助言を受け分厚い肉を焼いた。途中、記念撮影や、焼き加減を見せるといった参加者同士のやりとりも重視され、参加者の林元男さん(62)=岡谷市神明町=は「バーベキューは皆で楽しみながらするものだとあらためて思った」と話した。
参加者は最後に、この日学んだことに基づく30問の筆記試験に挑戦。合格するとバーベキューに関する初級の知識を習得した「初級インストラクター」に認定される。結果は約1カ月後に出る。