福井県坂井市三国町で１０月に開かれる「さかい・あわらの海山里まつり～つるつるいっぱい、ゆめいっぱい～」の報道関係者向け説明会が２４日、あわら市国影のＪＡ花咲ふくい芦原支店で開かれた。当日販売する郷土料理などの試食会もあり、イベントや食材をＰＲした。

　この日は報道関係者など約３０人が出席。イベントの概要を説明した後、ごんぼ汁や甘エビのから揚げ、ジビエ串などイベントで販売される両市内の食品を事業者が説明し、出席者に振る舞った。

　同まつりは、農林水産業の振興や地域活性化などを目的に、坂井、あわら両市内の民間１２団体でつくる連絡会が初めて企画。１０月２４、２５日に地域の食や歴史などを生かした３企画を開催する。

　三国サンセットビーチなどで開く「新農林漁商工祭」では、魚やスイーツなど、両市産の食材や加工品を販売する１０ブースを並べ、干し柿作りなど体験コーナーも設ける。「三國湊・東尋坊ストリーム」は、三国の歴史や文化などの体験企画をそろえ、同町旧市街地のまち歩き促進を図る。まちおこしの祭典Ｂ－１グランプリの公認イベントでは、全国のご当地グルメ１０団体がみくに文化未来館や旧森田銀行本店前にブースを並べる。両日午前８時半～午後４時