橋本さんのハウス内で収穫された赤紫に色づいた若狭イチジク=28日、福井県小浜市多田

橋本さんのハウス内で収穫された赤紫に色づいた若狭イチジク=28日、福井県小浜市多田

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若狭イチジク、今年も上出来 福井県で収穫ピーク

福井新聞(2015年8月29日)

 福井県若狭地方の特産「若狭イチジク」の収穫作業がピークを迎えている。ふっくらと熟した赤紫色の実は、上品な甘い香りと独特の食感が特徴。早朝から収穫に汗を流す生産者は「今年は色づきもよく、甘さも乗ってばっちり」と太鼓判を押している。

 若狭イチジクは、農業経営を安定させるため特産化を目指して2005年から栽培が始まった。現在は、小浜市や若狭町上中地域の16軒が生産。農薬を減らし、専用に開発した肥料を使うなど、環境に配慮したハウス栽培を行う。生産者全員がエコファーマーの認証を受けている。

 ハウス3棟計10アールで栽培する小浜市多田の橋本守さん(45)は、20日ごろから収穫作業を本格化させた。連日、気温が上がる前の午前5時半ごろから作業に精を出す。

 ハウス内には高さ約2メートルの木がずらりと並び、赤紫に色づいた直径6センチほどの実が大きな葉に隠れるように垂れ下がる。橋本さんは、色や軟らかさなどを一つ一つ確認しながら丁寧にもぎ取っていた。収穫した実はパックに詰めてJA若狭に出荷する。

 橋本さんは「今年は収量が多く、糖度も十分で質もいい」と満足そうに話していた。

 JA若狭管内では、7月下旬ごろから出荷が始まり、11月末ごろまで続く見込み。イチジクは傷みやすく長距離輸送が難しいため、出荷先は県内のスーパーや直売所が中心。ジュースやジャムなどの加工品も販売している。

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