素屋根が解体され、姿を現した銅板ぶきの本堂屋根

素屋根が解体され、姿を現した銅板ぶきの本堂屋根

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銅板の輝き姿現す 城端別院善徳寺

北日本新聞(2015年8月30日)

 「平成の大修理」と呼ばれる大規模な保存修理・震災対策事業が進む南砺市の城端別院善徳寺で2年以上、本堂を覆っていた素屋根が解体され、瓦から銅板にふき替えられた屋根が姿を現し、輝きを放っている。

 本堂屋根は昭和初期に瓦ぶきになる前は杉のこけらぶきだったことから以前の姿により近づけるため、こけら形の銅板にふき替えられた。1枚の銅板は長さ約30センチ、幅約10センチ。約4万枚が使われた。屋根の縁は美しい曲線を描いており、板金職人の技が光る。

 屋根の棟は両端の獅子口(ししぐち)を修復。全体を黒く塗り直し、修理中に見つかった本山・東本願寺の紋章「抱き牡丹(ぼたん)」も金箔(きんぱく)を貼り直して飾った。素屋根は17日から解体された。軒下に組まれている足場も9月上旬には外され、本堂全体の威容が見られるようになるという。

 善徳寺は修復した本堂で10月7~11日に親鸞聖人750回忌御遠忌法要を営む。

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