ヨサコイ本番に向け練習に励む「一新」のメンバー=福井県小浜市遠敷1丁目の遠敷児童センター

ヨサコイ本番に向け練習に励む「一新」のメンバー=福井県小浜市遠敷1丁目の遠敷児童センター

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ヨサコイ祭典に総勢600人いざ 小浜で13日に祭り

福井新聞(2015年9月4日)

 嶺南最大級のヨサコイの祭典「御食国(みけつくに)若狭おばまYOSAKOI祭2015」が13日、福井県小浜市川崎3丁目の市食文化館横の芝生公園「海のガーデン」で開かれる。県内外から過去最多となる24チーム約600人が出演し、迫力のパフォーマンスを繰り広げる。本番を前に、各チームの練習も熱気を帯びている。

 ヨサコイを通し、地域活性化を図ろうと、市内のヨサコイチームメンバーらでつくる実行委員会が2003年から開いている。

 表現力や構成力などを競う「コンテスト部門」に17チーム、審査対象外の「フリー部門」に7チームがエントリーした。コンテスト部門は上位10チームがファイナルステージに進み、優勝チームは「御食国大賞」として表彰する。

 午前10時から開会式が行われる。同市千種2丁目の聖ルカ幼稚園の園児と、おおい町の名田庄太鼓保存会「勇粋連」の和太鼓の共演でオープニング。メーン会場の海のガーデンと、サブ会場の若狭フィッシャーマンズ・ワーフ前で、各チームが演舞する。出場全チームの踊り子による総踊りでフィナーレを飾る。

 本番に向け、各チームは追い込み練習に余念がない。6歳児から大人まで24人が所属する「一新」は、同市遠敷1丁目の遠敷児童センターで、曲に合わせてフォーメーションを繰り返し確認している。

 代表の増田一枝さんは「家族ぐるみで助け合いながら全員一丸となって頑張っている。今年は初のファイナル出場を成し遂げたい」と意気込んでいる。

 入場無料。福井新聞社の移動編集車「風の森号」が出動し、地域号外を発行する。

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