重要文化財に指定された土偶。井戸尻考古館に展示されている

重要文化財に指定された土偶。井戸尻考古館に展示されている

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富士見の土偶、重文指定 29日から企画展

信濃毎日新聞(2015年9月5日)

 諏訪郡富士見町の坂上遺跡出土の土偶が4日、正式に重要文化財に指定された。同日、官報に告示された。現在は町内の井戸尻考古館に展示。同館は指定を記念し、29日から「女神たちの山麓―坂上遺跡出土土偶展―」と題した企画展を開く。積極的に土偶の存在をPRしていく考えだ。

 土偶は高さ23センチ。両腕を横に広げ、空を仰ぐような姿が特徴的だ。農道整備に伴う1974(昭和49)年の発掘調査で、約4500〜4千年前の墓跡とみられる場所で発見された。同館によると、縄文中期の土偶として、優れた造形などが高く評価されているという。

 企画展では、茅野市の国宝土偶「縄文のビーナス」と「仮面の女神」との共通点や違いなどを解説したパネルを展示する。10月11日午後1時からは、専門家による土偶をテーマにした講演会を開く。

 樋口誠司館長(57)は「地元の人にあらためて知ってもらい、多くの人が土偶を通して縄文に興味を持つ機会になってほしい」と話している。

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