湯の平温泉ルートの安全を確認した調査登山=2日、新発田市

湯の平温泉ルートの安全を確認した調査登山=2日、新発田市

新潟県 新発田・月岡・阿賀野 アウトドア・レジャー

新発田 秘湯「湯の平温泉」へのルート 修復完了12日再開

新潟日報(2015年9月7日)

 土砂崩れや雪崩の被害で通行禁止になっていた新発田市滝谷の秘湯「湯の平温泉」に通じるルートの修復が完了し、12日から約2年ぶりに開通する見通しになった。2日には市や消防、警察など約30人が調査登山を行い、道の安全を確認した。

 湯の平温泉は加治川治水ダムから掛留沢まで約8キロの赤谷林道を徒歩でさかのぼり、さらに起伏に富んだ登山道を3・5キロ近く歩く。終点には山小屋の「湯の平山荘」と野趣あふれる露天風呂があり、県内外に固定ファンを持つ。かつては年間約1万人が訪れる人気スポットだった。

 しかし2013年7月以降、大雨による土砂崩れや冬場の雪崩で登山道の崩落、流出が相次ぎ、露天風呂も被害を受けたため通行禁止になっていた。

 特に登山道を3キロほど上った川沿いは約30メートルにわたって道が崩落し、今夏に山側へ迂回(うかい)する道を設置した。ほかにも林道を補強したり、露天風呂の修復を行ったりして、紅葉シーズン前の再開にこぎつけた。

 調査登山のメンバーは迂回路を慎重に登り、風呂の様子を確認し「これなら大丈夫だろう」と声を掛け合った。参加した下妻勇副市長は「関係機関の協力でようやく再開できることになり、よかった。安全第一で、湯の平の自然を楽しんでいただきたい」と話した。

 湯の平ルートは、12日午前に加治川治水ダムで関係者らが安全祈願祭を行い、正式に再開する。

新発田・月岡・阿賀野 ニュース

新発田・月岡・阿賀野
イベント

新発田・月岡・阿賀野
スポット