楽曲「NGT48」に登場する新潟ゆかりのもの

楽曲「NGT48」に登場する新潟ゆかりのもの

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「NGT48」歌詞に登場のスポット ファン早くも「聖地巡礼」

新潟日報(2015年9月8日)

 新潟県を拠点に活動するアイドルグループ「NGT48」が歌うグループと同名の楽曲「NGT48」の歌詞に盛り込まれた飲食店やスポットをファンが訪れる「聖地巡礼」が早くも始まった。短文投稿サイト「ツイッター」で紹介するなど全国に拡散している。10月予定の劇場オープンに向けて集客の期待が高まっている。

 楽曲「NGT48」は、AKB48の曲「AKB48」の歌詞を、プロデューサーの秋元康さんが新潟用に書き下ろしたオリジナル曲。信濃川、デンカビッグスワン、新潟日報メディアシップ、コシヒカリ、イタリアン、タレカツなどの名所や名産が登場する=表参照=。

 歌詞に出てくる新潟市中央区の「日本ラーメンみなみ」は、ツイッター上で「曲を聴いたら食べたくなって寄り道」などとつぶやかれた。

 8月21日のお披露目イベントに神奈川県から訪れた加藤智美さん(43)は「歌詞をチェックして笹団子を食べた。今後新潟に来る機会が増えるので、歌に出てきた場所や食べ物を制覇したい」と気合十分だ。

 専用劇場は中央区万代の商業施設「ラブラ2」にオープン予定。日本ラーメンみなみの従業員南真佐志さんは「劇場ができれば県外のファンが店に寄ってくれるのでは」と語る。

 万代シテイバスセンターでイタリアンを提供する「みかづき万代店」を運営する「みかづき」の小林厚志営業部長は「街全体の底上げにつながってほしい」と期待する。

 NGT48効果は歌詞以外にも波及している。お披露目イベントの際にメンバーが乗った船を運航する「信濃川ウォーターシャトル」には、乗船場や料金の問い合わせが増えたという。

 栗原道平社長は「メンバーが乗ったベアトリスはラテン語で『幸福をもたらす女性』という意味があり、NGT48にぴったりだった」と話した。

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