福井県鯖江市西山公園などでイベントを集中開催する「サバフェス」が１２日、始まった。初日は同公園での焼き鳥市など三つの催しがあり、各会場を訪れた人は料理やゲーム、ワークショップなどを思い思いに満喫した。１４日まで。

　同公園で開かれた「焼き鳥合衆国」には市内外の約３０店舗が出店。人気店には長蛇の列ができた。投票で最もおいしかった店舗を決めるグランプリが初開催され、来場者は頭を悩ませながら投票。敦賀市から親子で訪れた松本伸子さん（３６）は「歯ごたえのあるものと柔らかいものを食べ比べたが、どっちもおいしい」と笑顔で話した。

　新横江２丁目のめがね会館では「めがねフェスティバル」があり、眼鏡供養や眼鏡枠を使った輪投げなどの催しが並んだ。未来の眼鏡デザイナーを育てようと設置した、厚紙で作った眼鏡をリボンやストローで飾り付ける体験コーナーも大人気だった。

　１３日はこの日の三つの催しのほか、市中心部の商店街でご縁市や誠市、午後８時からは日野川河川敷で約２千発を打ち上げる「さばえ秋ＨＡＮＡＢＩ」などがある。