屏風や器などを熱心に鑑賞する見学者=15日、村上市

屏風や器などを熱心に鑑賞する見学者=15日、村上市

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自慢の逸品話も弾んで 町屋の屏風まつり開幕 村上

新潟日報(2015年9月16日)

 村上市の商家などに代々伝わる屏風(びょうぶ)を公開する「町屋の屏風まつり」が15日、同市の旧町人町一帯で始まった。観光客は案内地図を手に町屋を訪ね、城下町の歴史を感じさせる壮麗な屏風を鑑賞していた。

 中心市街地の活性化に取り組む村上町屋商人(あきんど)会が主催し15回目。ことしは67軒が参加した。

 金地に白い藤の花が描かれた屏風など各店が自慢の逸品を紹介。村上木彫堆朱の菓子器やすずり箱も展示している。訪れた人は店主の話に耳を傾けながら、屏風をじっくりと堪能していた。

 新潟市中央区の主婦、西村恵美子さん(64)は「真っ赤な堆朱と屏風のコントラストが美しい。できるだけ多くの屏風を見学したい」と話した。

 10月15日まで。問い合わせは村上市観光協会、0254(53)2258。

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