南砺市の寺院で移民ゆかりの史料を撮影する青原さん(中央)=2013年7月

南砺市の寺院で移民ゆかりの史料を撮影する青原さん(中央)=2013年7月

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福島・相双の真宗移民の絆描く 21日、富山で記録映画上映

北日本新聞(2015年9月18日)

 福島県の相馬双葉(相双)地方に移り住んだ真宗門徒の歴史と東日本大震災後の復興の歩みを描くドキュメンタリー映画「土徳流離(どとくりゅうり)」の上映会が21日、富山市千代田町の割烹「まる十」で開かれる。

 相双地方は約230年前の天明の大飢饉(ききん)で人口が激減した。復興のために藩が打ち出した移民優遇策が呼び水となり、富山を含む日本海側から1万人以上の真宗門徒が移り住んだとされる。

 映画は2部構成。前編は大飢饉の惨状を振り返り、移民ゆかりの寺院に残る記録や証言を基に入植の歴史をひもとく。

 後半は震災と原発事故という新たな危機に直面した相双地方で、真宗の絆で結ばれた移民の子孫たちが復興を目指す姿を描く。

 撮影は、多くの移民を送り出した南砺市をはじめ県内各地でも行われた。上映会には、監督を務めたドキュメンタリー映像作家の青原さとしさん(広島市)も駆け付け、作品に込めた思いを語る。

 上映は午後6時から。事前の申し込みが必要で会費は千円。希望者には別途1500円で「土徳弁当」を用意する。問い合わせ、申し込みは「まる十」、電話076(441)4770。

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