昨年10月の南信州獅子舞フェスティバル

昨年10月の南信州獅子舞フェスティバル

長野県 伊那路 祭り・催し

獅子舞一堂に集うフェス 飯田市街地で10月18日

信濃毎日新聞(2015年9月19日)

 飯田下伊那地方などの獅子舞が一堂に集う「第8回南信州獅子舞フェスティバル」(実行委員会主催、信濃毎日新聞社など共催)が10月18日、飯田市中心市街地で開かれる。獅子舞や太鼓などの23団体が参加し、市街地で伝統の演舞を披露する。

 太鼓や笛を奏でるはやし方が入る大型の屋台をほろで覆い、その先端に獅子頭(かしら)を付けて舞う飯伊地方特有の「屋台獅子」などを演じる地元団体に加え、伊那市から「小出太鼓」が参加する。飯田市中央通り1〜4丁目などに5カ所演舞ポイントを設け、午前9時〜午後3時半に約1時間ずつ4セットの演舞時間帯を設定。各ポイントで3〜7団体ほどが順番に演舞する。有料の観覧席は今年は設けない。

 午前10時〜正午には、手作りの獅子頭でオリジナルの舞いを競う「第6回創作獅子舞コンクール」を同市公民館ホールで開く。参加は30日まで受け付ける。フォトコンテストもあり、写真愛好家以外にも興味を持ってもらおうとスマートフォンで撮影した「スマホの部」も初めて設けた。

 また、実行委は昨年から導入した「獅子ガール」の希望者を募集。和服姿などで会場の盛り上げ役や創作獅子舞コンクールの手伝いなどをしてもらう予定で、対象は30歳ぐらいまでの女性。

 事務局の近藤竜弥さん(51)=鼎上茶屋=は「来年のお練りまつりに向けて盛り上げられるよう、多くの人に来てほしい」と話している。

 雨天の場合は同市公民館ホールが会場。獅子ガールの希望者や問い合わせは飯田観光協会(電話0265・22・4851)へ。

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