開館したアートハウスおやべ。開館記念展では、地面に描かれた作品も目を引いている=小矢部市鷲島

開館したアートハウスおやべ。開館記念展では、地面に描かれた作品も目を引いている=小矢部市鷲島

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小矢部市初の美術施設「アートハウス」開館

北日本新聞(2015年9月19日)

 小矢部市の美術活動拠点施設「アートハウスおやべ」が18日、同市鷲島のクロスランドおやべで開館し、作家らが市初の美術施設の誕生を祝った。開館記念展の空間造形「新たな美との出会い」(北日本新聞社後援)も開幕し、県内外の作家33人がクロスランドに立地するアートハウスの環境を生かし、屋内や野外に力作約40点を飾った。

 開館記念式がクロスランドセレナホールであり、来賓や砺波地方の作家ら約160人が出席した。桜井市長が「美術活動の拠点施設として文化活動の振興となることを期待している」とあいさつ、来賓の石田義弘市議会議長、筱岡貞郎県議が祝辞を述べた。アートハウス整備に多額の寄付をした小矢部市桜町の造形作家の加賀谷武さんや、アートプロデューサーの埴生雅章さんらを加え、アートハウス前でテープカットした。

 出席者はアートハウスやクロスランド芝生広場など屋内外を彩る平面や立体、インスタレーション作品を鑑賞した。加賀谷さんの「空間生態」2015クロスランドおやべは、タワーとクロスランドの建物をロープで結んだ。六角形になるよう立てかけて組み合わせたビニールプール6個の底に書をしたためた小西子象さん(小矢部)の「大地に馳せる夢」など多彩な作品が並ぶ。

 同展は10月4日まで。入場無料。

 アートハウスおやべは収蔵品を持たない新しいタイプの美術空間として、市がクロスランド敷地内に整備した。鉄骨平屋建て延べ約800平方メートル。可動式間仕切りで三つに分けられる展示室とオープンギャラリーを備える。

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