福井県大野市南六呂師の六呂師高原で「アルプス音楽祭2015」が20日開幕した。アルプスの民族音楽など多彩な音色が、さわやかな秋の高原に響き渡った。23日まで。
同高原の活性化に向け、有志でつくる実行委が企画し、ことしで3回目。4日間にわたり、県内外から計17団体が出演する。
初日は「アルプス音楽団」(東京)の公演で幕開け。アルプスの民族衣装を身に着けたメンバーが、アコーディオン、クラリネット、トランペットなどで軽快な演奏やヨーデルを披露した。
来場者は3メートル40センチのアルプホルンの演奏体験やダンスに参加して盛り上がった。また会場には、おろしそばやとんちゃんうどんなどの食のブース、ポニー搭乗やヤギとの触れ合いなどの体験ブースもあり、大勢の家族連れでにぎわった。
各日午前11時~午後5時。同音楽団は毎日2回公演する。入場無料。