女性客に試飲を勧める中善酒造店の南さん(中央)

女性客に試飲を勧める中善酒造店の南さん(中央)

長野県 木曽路

木曽の酒造、長野で試飲販売 「木曽地方にお客呼び込む」

信濃毎日新聞(2015年9月28日)

 御嶽山噴火の影響が残る地元・木曽地方の産業をアピールしようと、噴火から丸1年の27日、木曽郡木曽町の中善酒造店が、長野市のJR長野駅ビル「MIDORI長野」内の土産店「信州くらうど」で、自社醸造の日本酒の試飲販売をした。噴火時刻の午前11時52分には、売り場で販売を中断し、居合わせた客と共に黙とうした。

 噴火から1年を迎え、「地元の人が慕ってきた御嶽山での災害は残念でならない」と同酒造店常務の南俊三さん(42)。昨年7月には同郡南木曽町で土石流災害も起こり、木曽地方の観光業は依然厳しい状況にあるという。

 同社はこれまで、木曽地方以外で他の企業と一緒の物産展などに出店。「これからは地元の外に出てPRし、少しでも木曽地方に客を呼び込みたい」。今回、初めて単独でのPRを決めた。

 この日は、イワナの薫製や漬物「すんき」など木曽地方の特産品を日本酒とセットにして毎月送る商品のチラシも置いた。日本酒1本を購入した浜松市の会社員男性(27)は「木曽地方が早く平穏を取り戻してほしい」と話した。

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