昨季、諏訪湖でワカサギを釣る客。採卵数の激減を受け、釣り時間を短縮するかどうか協議した

昨季、諏訪湖でワカサギを釣る客。採卵数の激減を受け、釣り時間を短縮するかどうか協議した

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諏訪湖ワカサギ釣り1時間短縮 10月1日から、産卵期に配慮

信濃毎日新聞(2015年9月29日)

 諏訪湖(諏訪市、岡谷市、諏訪郡下諏訪町)でワカサギ釣りができる時間帯が10月1日から来年5月末までの間、昨季よりも1時間短縮され、午前7時半〜午後3時となる。生息数が減少しているため、産卵期などに当たるこの間の漁獲量を抑制する狙い。諏訪湖漁協(諏訪市)や諏訪湖釣舟組合、県諏訪地方事務所などでつくる連絡会議が28日、諏訪市内で開いた会合で決めた。

 釣り客らに求める自主規制をめぐっては今月3日の会合で、漁協側が昨季より2時間半短い午前8時〜午後2時とする案を提案したのに対し、釣舟組合が「誘客面への影響が大きい」と反対。釣果の上限については昨季の半分の1日500グラム(350匹程度)とすることで合意していた。

 28日の会合は関係者ら10人余が出席。県水産試験場諏訪支場(諏訪郡下諏訪町)が今月15日に魚群探知機で調べた結果、ワカサギの生息数が推定約4300万匹と、前年同期の4割程度にとどまったと報告。一方、捕獲した個体の平均体重は昨季に比べ約4倍、平均体長は約1・5倍と「ここ数年でも順調に成長している」と説明した。これを受け、会合では釣り客にも配慮し、短縮時間を緩和することで折り合った。

 会合で漁協の藤森貫治組合長は「ワカサギを狙う水鳥カワアイサの対策にも力を入れるべきだ」と主張。釣舟組合の中沢滋組合長は「釣り客にも協力してもらい、将来的に良い諏訪湖を取り戻したい」と話した。

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