高岡市のITボランティア団体「Code for Takaoka(コードフォータカオカ)」は、10月1~5日に市中心部で開かれるものづくりイベント「高岡クラフト市場街」に合わせ、展示や体験など各種会場の位置や巡回バスのルートを地図上に表示するスマートフォン向けアプリを開発した。
山町筋や金屋町など広範囲にわたって展開されるイベントを、アプリを活用してスムーズに移動してもらおうと考えた。アプリでは「体験してみたい」「食べたい」など6項目を選択でき、対応する施設や場所が地図に表示される。各種ワークショップの開催日時や巡回バスの時刻表も掲載した。
アプリの開発には富山大芸術文化学部の有田行男准教授のゼミ生が協力した。コードフォータカオカの矢後智子代表は「現在地を確認しながら手軽に会場巡りを楽しんでほしい」と話した。
同団体は10月25日午後1時半~同4時半、市万葉歴史館で、オープンデータを活用した地域活性化策について話し合う催しを行う。
アプリのURLはhttp://code4takaoka.org/ichibamachi/